インスタントラーメンと聞いてどんなイメージを浮かべますか?
「身体に悪そう。。」と誰もが思うはずです。
中には美味しいと思う人もいるかもしれませんが冷静になって味わってみて下さい。
そこまで美味しいと思う事はないと思います。
と、まぁ色々と話しましたが実際にどれぐらいの添加物が使用されているのでしょうか?
次項より1つずつ確認していきましょう!
1.主に使用されている添加物
ここでは「インスタントラーメン」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。
× 食べてはダメ × |
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(特になし) |
▲ 安全ではない ▲ |
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・かんすい ・クチナシ色素 ・調味料(アミノ酸等) ・増粘多糖類 ・カラメル色素 ・香料 ・酸味料 |
〇 比較的安全 〇 |
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・炭酸Ca ・ビタミンB1 ・ビタミンB2 ・ビタミンE |
ここに記載した様に安全ではない添加物が多く使用されています。
ここでは比較的安全とされている「ビタミンB2」について説明したいと思います。
ビタミンB2はリボフラビンとも言います。
もともと食品に含まれるビタミンB2を化学的に合成したものなので安全性に問題はありません。
動物実験でも毒性は現れていません。
本来は栄養強化剤なのですがキレイな黄色をしているので着色料としても使用されています。
栄養ドリンクのオロナミンC(大塚製薬)、タフマン(ヤクルト本社)などの黄色はビタミンB2 によるものです。
普段よく聞くビタミンですがこの様な用途でも使われています。
2.特に気を付けて欲しい添加物
ここでは「かんすい」について解説いたします。
「かんすい」はラーメンの独特の風味や色合いを出すために使われています。
添加物としての「かんすい」は一括名となっています。
その中でもリン酸の化合物が多くなっています。
リン酸を多く取るとカルシウムの吸収が悪くなって骨がもろくなる心配があります。
炭酸Naは人間が大量に取ると胃や腸の粘膜に傷がつきます。
ラーメンを食べると胸焼けを起こすことがありますがこれが原因となっているかもしれません。
メタリン酸Naを含む「かんすい」の場合、メタリン酸Naを10%含むエサをラットに1か月 食べさせた実験があります。
この実験によるとラットは発育が悪くなって腎臓の重さが増えて尿細管に炎症が見られました。
しかし、どれを使っても「かんすい」という一括名しか表示されないので消費者には何が使われているのか分からないという現実があります。
3.その他の添加物について
ここでは「カラメル色素」について説明いたします。
ソース、コーラ、コーヒー飲料、洋酒、菓子類、ラーメンスープ、漬物などなど‥。
多くの食を褐色に着色するために使用されています。
カラメル色素はでんぷん、糖類を単に熱処理して得られたもの(カラメルⅠ)。
カラメルⅠに亜硫酸化合物を加えて熱した熱処理したもの(カラメルⅡ)。
また、アンモニウム化合物を加えて処理したもの(カラメルⅢ)。
亜硫酸化合物とアンモニウム化合物を加えて熱処理したもの(カラメルⅣ)。
全部で4種類あります。
ただし、ラベルに表示される際は「カラメル色素」又は「カラメル」としか表示されないので実際にどれが使われているのか分かりません。
カラメルⅢ、Ⅳの場合、熱処理によってアンモニウム化合物が「4-メチルイミダゾール」という化学物質に変化してしまいます。
この「4-メチルイミダゾール」はアメリカの動物実験で発がん性が認められています。
従ってカラメルⅢ、Ⅳは危険性が高いと言えます。
ちなみにカラメルⅠ、Ⅱはそれほど毒性は認められていません。
つまり、危険とまでは言えない状況です。
カラメル色素を使用するならⅠ〜Ⅳのどれが使われているのかきちんと表示してもらいたいものですね!
ただ、、、
現在、日本で加工品等に使用されているカラメル色素は、このⅢ・Ⅳがほとんどとなっているとの記事があったので下記にリンクを貼っておきます。
WHITE FOOD カラメル色素
カラメル色素に関する記事です。興味があれば是非!
4.まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
いつもありがとうございます。
今回の記事では「インスタントラーメン」に使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。
⚫食べてはダメ
⇒(特になし)
⚫安全ではない
⇒7種類!!!
⚫比較的安全
⇒4種類
という事を伝えさせて頂きました。
最初に「ビタミンB2」について紹介させて頂きました。
もともとビタミンB2は食品に含まれるものなので安全性に問題はないという話をさせて頂きました。
その次に「かんすい」について説明させて頂きました。
かんすいは麺類には欠かせない存在となっていますが一括名となっており何が使われているか私達には知る術がありません。。
最後に「カラメル色素」について解説しました。
カラメル色素にはⅠ~Ⅳまで4種類あるという話をさせて頂きました。
その中でもⅢ~Ⅳは危険性が高いので避けたところですが「カラメル色素」についても一括名となっているので何が使われているか分かりません。
大きな問題かと思います。
こう言った制度上の問題も食品添加物にはあったりもします。
こういった環境の中に私達は「暮らしている!」と感じて頂き「摂る」「たまに摂る」「控える」「摂らない」の選択をして頂きたいです。
あなた自身が後悔しない人生を送って欲しいです!
自分を守るのは自分自身でしかありません。
「健康的で質の高い人生を!!」