健康と食事

プロセスチーズに含まれている主な添加物とは!?

プロセスチーズに含まれている主な添加物とは!?1

チーズと聞いてあなたはどの様なイメージを持ちますか?

お酒のお供、香りが苦手、チーズは好きだけどブルーチーズはダメ。。

などなど‥。

色々なイメージがあるかと思います。

ここでは「プロセスチーズ」に関して記事にしております。

ちなみにチーズを購入する際にラベルを見て頂くと「ナチュラルチーズ」または「プロセスチーズ」という表示があるかと思います。

この2つの違いについて軽く説明しておきます。

ナチュラルチーズ」は牛乳やヤギの乳に「乳酸菌」や「レンネット」という凝固剤を加えて発酵させたものになります。

プロセスチーズ」は先程、説明したナチュラルチーズを何種類か集めて溶かして乳化剤等を用いて成形したものです。

それでは一緒にプロセスチーズの添加物について確認していきましょう!

1.主に使用されている添加物

プロセスチーズに含まれている主な添加物とは!?2

「プロセスチーズ」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。

× 食べてはダメ ×
(特になし)
▲ 安全ではない ▲
・乳化剤
〇 比較的安全 〇
(特になし)

今回は1種類しかありませんね。。

と思ってしまうかもしれません。

しかし、乳化剤は一括名となっており様々な種類が存在しています。

乳化剤とは水と油のように混ざりにくい2種類以上の液体を混ざりやすくするために使用します。

こちらも多くの食品に使用されています。

パン、アイスクリーム、チョコレート、ドレッシング、マーガリン、そしえてチーズなどなど‥。

また、ケーキやアイスクリームでは泡立ちを良くするという働きがあり、パンではデンプンの変質を防ぐ働きも兼ね備えています。

先程、述べた様に乳化剤は添加物の一括名となっています。
以下に乳化剤を並べておきます。

  • グリセリン脂肪酸エステル
  • ショ糖脂肪酸エステル
  • ステアロイル乳酸Ca
  • ソルビタン脂肪酸エステル
  • ステアロイド乳酸Na
  • オクテニルコハク酸デンプンNa
  • プロピレングリコール脂肪酸エステル
  • ポリソルベート20
  • ポリソルベート60
  • ポリソルベート65
  • ポリソルベート80
  • クエン酸三エチル
  • ヒマワリレシチン


以上の13品目が通常の食品に使われている乳化剤になります。

この13品目に加えてプロセスチーズ、チーズフード及びプロセスチーズ加工品に対して使用が認められている乳化剤は次の通りです。

  • クエン酸カルシウム
  • クエン酸三ナトリウム
  • グルコン酸カリウム
  • グルコン酸ナトリウム
  • ピロリン酸四カリウム
  • ピロリン酸二水素カルシウム
  • ピロリン酸二水素二ナトリウム
  • ピロリン酸四ナトリウム
  • ポリリン酸カリウム
  • ポリリン酸ナトリウム
  • メタリン酸カリウム
  • メタリン酸ナトリウム
  • リン酸三カリウム
  • リン酸三カルシウム
  • リン酸水素二アンモニウム
  • リン酸二水素アンモニウム
  • リン酸水素二カリウム
  • リン酸二水素カリウム
  • リン酸一水素カルシウム
  • リン酸二水素カルシウム
  • リン酸水素二ナトリウム
  • リン酸二水素ナトリウム
  • リン酸三ナトリウム


以上、23品目となっております。

1つ1つ覚える必要はないですが何故かプロセスチーズ、チーズフード及びプロセスチーズ加工品ではプラスして23品目が追加で認められています。

次項では特に安全性が疑われている品目について説明したいと思います。

2.特に気を付けて欲しい乳化剤の品目

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この章では乳化剤の品目でもある「リン酸系(以降、リン酸と記載)」の添加物について紹介しておきます。

プロセスチーズ、チーズフード及びプロセスチーズ加工品は乳化剤としてリン酸の使用が認められています。

ここで問題となるのが「リン」です。

リンは元々、身体には必要な成分となっていますが摂り過ぎてしまうと様々な問題が発生してしまいます。

2-1. リン摂取時における私達の身体の反応について

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あなたの身体の細胞に酸素や栄養等を運ぶ役割をしているのが血液です。

血液中には「マグネシウム(Mg)」「カルシウム(Ca)」「リン(P)」という聞き馴染みのある栄養素が含まれています。

また、それぞれが「1(Mg):2(Ca):2(P)」の割合で構成されています。

ここに大量の「リン」を摂取すると胃や腸から血液中に取り込まれ先程述べた「1(Mg):2(Ca):2(P)」のバランスが崩れてしまいます。

ここで仮に「1(Mg):2(Ca):6(P)」となりバランスが崩れたとします。

ただ私達の身体はホメオスタシス(恒常性)の働きで元の割合に戻そうとするのです。

このホメオスタシスの働きで、、、

「1(Mg):2(Ca):6(P)
⇒「3(Mg):6(Ca):6(P)」
⇒「1(Mg):2(Ca):2(P)」となりバランスを取り戻します。

ここで1つ疑問が発生するかと思います。

「リン(P)」は乳化剤等の摂取で増加するのは分かるかと思いますが、「マグネシウム(Mg)」「カルシウム(Ca)」はどこから持ってきたのでしょう?

答えは私達の「骨」から持ってきています。
もちろん日頃から「マグネシウム(Mg)」「カルシウム(Ca)」等のミネラルの摂取が十分であれば摂取したミネラルが用いられます。

しかし、現代人の多くはミネラルの摂取が不十分となっているので最終的には「骨」に含まれている「マグネシウム(Mg)」「カルシウム(Ca)」が使われてしまいます。

骨から不足している「マグネシウム(Mg)」や「カルシウム(Ca)」を血液中に補充しているのです。

こうなってくると骨が弱くなってしまい「骨粗しょう症」等のリスクも上がってしまい骨が折れやすくなってしまいます。

これだけ聞いてしまうと「乳化剤ってどれも危険なの?」と思われてしまうかもしれません。

次項では安全性が高い乳化剤を紹介しておきます。

3. 安全性が高い乳化剤の品目とは?

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ここまで乳化剤に関しての危険性についてお話しさせて頂きました。

ここでは安全性が高い乳化剤の品目を説明させて頂きます。

それは「レシチン」というものになります。

乳化剤は記事の前半で述べましたが一括名となっており先に記載したどの品目を使用しても「乳化剤」としか表示されません。

しかし健康を謳った食品では「乳化剤(レシチン)」や「ヒマワリレシチン」等と記載されている事もあります。

これは他の競合商品と差別化するため記載されている事が多いです。

健康食品で「乳化剤」としか書いてなければそれは「ニセモノ」と判断して私は買わない様にしてます。

輸入食品事業者の窓

レシチンの種類など分かり易くまとまっています。興味があれば是非!

4. まとめ

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ここまで読んで頂きありがとうございます。

今回の記事ではプロセスチーズに使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。

⚫食べてはダメ
⇒(特になし)

⚫安全ではない
⇒1種類

⚫比較的安全
⇒(特になし)

という事を伝えさせて頂きました。

今回は添加物が「乳化剤」のみだったのでいつもより詳細な記事としました。

一括名が故に何が使われているか知る術が無くとても不安かと思います。

でも食べたからすぐに体調を崩して骨がボロボロになる事は決してありません。

大切なのは自分自身の食生活の偏りに気付いて調整していく事が重要です。

好きな物ばかりを食べ続けて体調を壊す事が無い様にして欲しいです!

自分を守るのは自分自身でしかありません。

「健康的で質の高い人生を!!」

5. おまけ

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「骨が溶ける」と言いましたが某炭酸飲料に骨を沈めていたら骨が溶けるという話を聞いた事があるかと思います。

「砂糖が骨を溶かす」と思われがちですが”砂糖が骨を溶かす”という事はあり得ません。

砂糖を代謝する際にカルシウムが使われるので先程と同様に骨にあるカルシウムが使われてしまい溶けるといった感じです。

ちゃんとミネラルも摂りましょう。

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食品添加物一覧参照
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