化学調味料として最も有名な物として「味の素」が挙げられるかと思います。
私の子供時代にも赤色の小瓶が置いてありました。
確かにかけると旨みが増し美味しくなったのですが結局、食品本来の味がごまかされてしまうので何をたべているのか分からなくなってしまいます。。
やはり、食材の本来持っている風味等を感じながら食事をしたいものですね。
今回はそんなみんなが知っている「化学調味料(味の素)」について記事にしています。
それでは一緒に読み進めていきましょう!
1.主に使用されている添加物
ここでは「化学調味料(味の素)」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。
× 食べてはダメ × |
---|
(特になし) |
▲ 安全ではない ▲ |
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・L-グルタミン酸Na |
〇 比較的安全 〇 |
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・5′-リボヌクレオタイドNa |
種類こそは少ないですがこれが「化学調味料(味の素)」の全構成要素になります。
何が言いたいかと言うと「完全添加物製品」という事です。
割合を言うと
- L-グルタミン酸Na:97.5%
- 5’-リボヌクレオタイドNa:2.5%
となっています。
人類の叡智が結集した調味料です。
ただ、間違った方向に食べ物の美味しさを求めてしまった様に私は思ってしまいます。
食材本来の味が楽しめる美味しさを求めていきたいものですね。
次項からはそれぞれの添加物について確認していきましょう!
2.特に気を付けて欲しい添加物
やはりここで挙げるのは「L-グルタミン酸Na」でしょうか。
「L-グルタミン酸Na」は食品に旨味をつけるために添加されます。
調味料は「アミノ酸系」「核酸系」「有機酸系」「無機塩」に分類されています。
最もよく使われているのはアミノ酸系の「L-グルタミン酸Na」です。
スナック菓子、漬物、惣菜、弁当、などなど‥。
多くの食品に使われています。
「L-グルタミン酸Na」は、昆布に含まれる旨み成分でご存じの通り化学調味料(味の素)の主成分です。
1908年に昆布から発見され、その後は化学合成されるようになりました。
今は発酵法で作られています。
また、一度に大量に取ると敏感な人の場合、「中華料理店症候群」になる事があります。
これは顔から腕にかけて「熱さ」「しびれ」「全身の倦怠感」が現われる症状です。
ですから味の素を「漬物」「卵」などにかけるのは止めた方がいいでしょう。
ただ、現在は「中華料理店症候群」について学術的に否定されています。
しかし,グルタミン酸には血管を収縮させる作用があり「The MedlinePlus Medical Encyclopedia」では今でもグルタミン酸ナトリウムを含む食品を偏頭痛の原因の1つとして挙げています。
日本救急医学会の専門医試験にも急性頭痛をきたす物質として出題されていたりもします。
また、「L-グルタミン酸Na」には高血圧の原因となる「ナトリウム」が含まれています。
味の素によって本来の食品の味が分からない人が増えているのも問題です。
何かとグレーゾーンな食品ですが摂るならリスクを理解して摂りましょう!
*「中華料理店症候群」についての記事です。興味のある人は是非!
3.その他の添加物について
ここでは化学調味料である味の素の残りの成分である「5′-リボヌクレオタイドNa」について解説いたします。
「5′-リボヌクレオタイドNa」は「イノシン酸Na」「グアニル酸Na」を配合したものです。
イノシン酸は、かつお節、煮干、肉類等のうま味成分となっています。
グアニル酸は、椎茸のうま味成分です。
化学調味料である味の素はタピオカ、とうもろこしのでんぷんから発酵法で作られています。
安全性に特に問題はありません。
4.まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
いつもありがとうございます。
今回の記事では「化学調味料(味の素)」に使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。
⚫食べてはダメ
⇒(特になし)
⚫安全ではない
⇒1種類
⚫比較的安全
⇒1種類
という事を伝えさせて頂きました。
最初に「L-グルタミン酸Na」について紹介させて頂きました。
使用されている食品は多岐に渡ります。
また「中華料理店症候群」という症状が現われた例もありますが現在では学術的に否定されています。
しかし、血管を収縮させる作用があったりと気になるポイントは幾つかあります。
最後に「5′-リボヌクレオタイドNa」についてお話ししました。
こちらは特に安全性に問題はありませんでした。
前述しましたが色々とグレーゾーンな添加物です。
議論も未だに続いている様です。
ただ、「摂る」「摂らない」を決めるのはあなたです。
あなたが後悔しないための最高な人生を送って下さい!
自分を守るのは自分自身でしかありません。
「健康的で質の高い人生を!!」