タイトルを見て「生の果物なのに添加物が使われているの?」と思われたかもしれません。
「ポストハーベスト」という言葉はご存じですか?
簡単に説明すると収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に、収穫物である果物や穀物、野菜に農薬(防カビ剤)を散布する事です。
この農薬の事をポストハーベスト農薬といいます。
この記事ではこの「ポストハーベスト農薬」の事を添加物*と言っています。
今回の記事ではポストハーベスト農薬の危険性がある「オレンジ・レモン」の添加物について記事にしています(以降、添加物と記載していきます)。
それでは一緒に確認していきましょう!
1.主に使用されている添加物
ここでは「オレンジ・レモン」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。
× 食べてはダメ × |
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・OPP ・OPP-Na ・TBZ ・イマザリル ・ジフェニル |
▲ 安全ではない ▲ |
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・(特になし) |
〇 比較的安全 〇 |
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・(特になし) |
これらが主な添加物になります。
絶対に危ない添加物しか使用されていません!
各々、「防カビ剤」として使用されているます。
防カビ剤である「ジフェニル」が認可されたのは1971年です。
防カビ剤の中では最も古く、何と言っても毒性が強いのです。
ラットにジフェニルを0.25%、0.5%含むエサを食べさせた実験があります。
この実験では60週頃から血尿が出始めて死亡する例が多く見られました。
解剖してみると腎臓や膀胱に結石ができて血尿を起こしていました。
また別の実験では赤血球のヘモグロビンの値が低下して尿細管の萎縮や拡張など腎臓への悪影響が認められました。
人間の腎臓結石や膀胱結石はジフェニルと何らかの関係があるかもしれません。
2.特に気を付けて欲しい添加物
スーパーで売られている「オレンジ」や「レモン」はアメリカや南アフリカ等から船で数週間かけて運ばれてきます。
その途中でカビが生えたり腐るのを防ぐために防カビ剤の「OPP」「OPP-Na」「TBZ」「イマザリル」「ジフェニル」が使われています。
しかし「OPP」「OPP-Na」には動物実験で発がん性が確認されています。
OPPを1.25%含むえさをラットに91週間食べさせた実験があります。
その結果、83%という高い割合で膀胱がんが発生しました。
これは「OPP」には発がん性があるということです。
Business Journal
(*これらの添加物のリスクと認可された経緯が記載されています)。
3.その他の添加物について
その他にも「TBZ」には催寄形成*をもたらす事が分かっています。
なので妊婦さんは絶対に食べない方がいいです!
イマザリルは動物実験で「神経行動毒性」「肝臓への悪影響」が確認されています。
これらの前項でも説明した「防カビ剤」はオレンジ・レモンの表面である皮だけに付着していると思われがちです。
しかし、残念ながら果肉からも見つかっています。
なのでスーパーから買ってきて表面をどれだけ念入りに洗ったとしても意味がありません!
もうオレンジやレモンは食べられないと思ったかもしれませんが国産であれば防カビ剤は使用されていません。
一応、ルール上ではバラ売りの場合でも柑橘類に使用された「防カビ剤」は表示することになっているので確認しましょう。
もし表示されていない場合、国産品を購入して危険な添加物から身を守りましょう!
4.まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回の記事ではオレンジ・レモンに使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。
⚫食べてはダメ
⇒5種類!!
⚫安全ではない
⇒(特になし)
⚫比較的安全
⇒(特になし)
という事を伝えさせて頂きました。
収穫後に散布される防カビ剤には「OPP」「OPP-Na」「TBZ」「イマザリル」「ジフェニル」が使用されております。
中でも今回の記事では「OPP」「TBZ」について取り上げさせて頂きました。
「OPP」には発がん性があり「TBZ」には催奇形性がある事について述べさせて頂きました。
前述させて頂きましたが表面だけではなく果肉からも見つかっています。
購入の際は国産品を購入する事をおすすめしております。
自分を守るのは自分自身でしかありません。
「健康的で質の高い人生を!!」
*法律上の解釈も添加物という扱いになっています。