「朝食はパン派?ご飯派?」という質問を1回はされた事はあるかと思います。
特にパン派の人は「朝食は食パンにコーヒー」という人は多いと思います。
こんなにも朝食の代名詞として挙げられる食パンにも添加物が使用されています。
あまりにも身近な食品なので大丈夫と思われがちですがリスクのある添加物も使用されています。
今回はそんな私達の身近な食品でもある「食パン」について記事にしました。
それでは一緒に確認していきましょう!
1.主に使用されている添加物
ここでは「食パン」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。
× 食べてはダメ × |
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・臭素酸カリウム(山崎製パン) |
▲ 安全ではない ▲ |
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・イーストフード ・乳化剤 |
〇 比較的安全 〇 |
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・ビタミンC |
一部を除いて聞いた事のある添加物達が並んでいるかと思います。
ここでは「イーストフード」について紹介しておきます。
パンは小麦粉に水とイースト(パン酵母)を混ぜて練り、その後焼き上げます。
ふっくらとなるのはイーストが二酸化炭素を出すからです。
このイーストのエサとなるのがイーストフードです。
パンをうまく焼き上げるには火加減や時間の調整など職人的な技術が必要です。
なので、大量生産するのは難しいです。
ところがイーストフードをイーストに混ぜると機械でもふっくらとしたパンを焼き上げる事ができ、大量生産が可能となります。
イーストフードは添加物の一括名です。
実際に添加物として使われる物質は16品目あります。
そこから5品目前後、ピックアップし混ぜ合わせてイーストフードが作られます。
中には塩化アンモニウムや炭酸アンモニウムのように膨張剤として使われているものもあります。
なので、イーストフードが膨張剤の役目をしていると考える事もできます。
塩化アンモニウムは毒性が強い物質となっています。
ウサギに2gの塩化アンモニウムを口から与えたところ10分後に死んでしまいました。
また、イーストフードの中にはリン酸を含むものが多くあります。
しかし、リン酸を多く摂るとカルシウムの吸収が悪くなり骨がもろくなる心配があります。
しかし一括名表示が認められているためどんな物質が使われているか分からないため、何を使われても「イーストフード」としか表示されません。
2.特に気を付けて欲しい添加物
ここでは「臭素酸カリウム」の話をしたいと思います。
食パンの添加物について話をする際には避けては通れない添加物となっております。
「臭素酸カリウム」は、国際がん研究機関(IARC)で発がん性が認められている物質です。
そのため、EU・カナダ・ナイジェリア・ブラジル・ペルーなどいくつかの国で禁止されています。(ちなみに米国では禁止されていません)
臭素酸カリウムの使用を公表しているのが「山崎製パン」となっています。
山崎製パンは、2014年2月から臭素酸カリウムを使用していませんでした。しかし、2020年3月から一部製品で使用を再開しました。
「臭素酸カリウム」の使用については批判が多いのだが特に公表する義務も無いのに公表したのには企業としての姿勢が現われていると思われます。
と、いうぐらい危険な物質となっています。
使われる目的は食感が抜群に良くなる点です。
後述する「ビタミンC」はグルテンの状態を改良するために用いられるのですが臭素酸カリウムは「ビタミンC」の上位互換だと思って下さい。
製品には臭素酸カリウムは残留しない事が前提となっているためラベルにも記載されない添加物となっています。
このリスクを許容できるか出来ないかはご自身で考えてみて欲しいです。
ちなみに私は許容できないです。
山崎製パン
臭素酸カリウムの使用を公表しているページです。興味があれば是非!
3.その他の添加物について
ここでは「ビタミンC」について説明いたします。
ビタミンCは小麦粉に含まれるタンパク質のグルテンをパン生地にふさわしい状態にするためのものです。
化学的に合成されていますが安全性に問題はありません。
なお、パスコの超熟に添加物は使われていません。
4.まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回の記事では「食パン」に使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。
⚫食べてはダメ
⇒1種類
⚫安全ではない
⇒2種類
⚫比較的安全
⇒1種類
という事を伝えさせて頂きました。
最初に「イーストフード」について紹介させて頂きました。
本来、パンを焼き上げるのはとても難しく大量生産に向いていませんでした。
そこで登場したのがイーストフード!
このイーストフードを用いる事で大量生産が可能となりました。
その次に「臭素酸カリウム」について説明させて頂きました。
山崎製パンが使用を公表している物質になります。危険であり発がん性も認められている物質になります。
製品への残留はないとの事ですがこのリスクを許容するかしないかはあなた次第です。
最後に「ビタミンC」について解説しました。
こちらはグルテンをパン生地に相応しいグルテンにするために用いられています。
化学合成されていますが安全性に問題はありません。
今回は食パン添加物を語る上で避けられない臭素酸カリウムについても述べさせて頂きました。
人生は選択の連続です。
あなたの良き人生の一助になれば嬉しいです!
あなた自身が後悔しない人生を送って欲しいです!
自分を守るのは自分自身でしかありません。
「健康的で質の高い人生を!!」