健康と食事

栄養ドリンクに含まれている主な添加物とは!?

疲れた時にエネルギー補給として飲んでいる人も多いかと思います。

私もその昔、通勤途中のコンビニで毎朝サンドイッチと共に栄養ドリンクを買っていました。

今、思うと恐ろしい習慣だったと思います。

ただ、この様な習慣がある人も少なくはないと思います。

しかも最近では若い人達、10代や20代で栄養ドリンクをガブガブ飲んでいる人達を見かけます。

こういった人達には早く栄養ドリンクの危険性を知ってもらい生活を見直して欲しいです。

今回はそんな疲れた時に頼ってしまう「栄養ドリンク」について記事にしています。

もし栄養ドリンクを飲む習慣をお持ちであれば、今回の記事を読んで頂き危険性について知って欲しいです。

では、一緒に読み進めていきましょう!

1.主に使用されている添加物

ここでは「栄養ドリンク」に使用されている主な添加物の種類を下記の表にまとめてみました。

× 食べてはダメ ×
・安息香酸Na
▲ 安全ではない ▲
・香料
・バニリン
・カフェイン
〇 比較的安全 〇
・D-ソルビトール
・クエン酸
・グリセリン
・イノシトール

これらが主な添加物になります。

イノシトールとは天然であり栄養強化剤として用いられています。

サトウダイコンの糖液から分離、またはフィチン酸(米ぬかやとうもろこしの種から抽出)を分解しています。

その由来からも安全性に問題はありません。

また、グリセリン(*1)は多くの食品にグリセリンが含まれている事になります。

グリセリンは「油脂から生成する」「炭水化物を発酵または分解する」「化学的に合成する」等のいずれかの方法で作られています。

動物実験では急性毒性はほとんど見られませんでした。

こちらもその由来からも安全性に問題はありません。

グリセリン(*1):「脂肪酸とグリセリン」が結合をした状態のものが脂肪です。

2.特に気を付けて欲しい添加物

ここで注意して欲しいのが保存料として使用されている安息香酸Naを含んだ製品が多い事です。

栄養ドリンクは「食品」に分類されるものと「医薬品」「医薬部外品」に分類されるものがあります。

いずれにしても安息香酸Naが使用されています。

安息香酸Naは毒性が強くネズミに一定量を与えるとケイレンや尿失禁などを起こして死んでしまいます。

もちろん栄養ドリンクに添加されている量は微量なので飲んでもすぐに具合が悪くなることはありません。

しかし、飲み続けた場合、胃や腸などの粘膜への影響が心配されます。

そもそも、栄養ドリンクは本当に効くのか疑問です。

栄養ドリンクに含まれているカフェインによる覚醒作用を勘違いしているだけかもしれません。

また、サラダドレッシング、炭酸飲料、ジャムやフルーツジュース、漬物、調味料、冷凍ヨーグルトトッピングなどの酸性食品に広く使用されているので注意して下さい。

食品安全委員会 安息香酸 2021年6月

詳細な実験について記載されています。興味のある人は是非!

3.その他の添加物について

カフェインは誰もが聞いた事があるかと思います。

有名なのはコーヒーに含まれていて夜中に飲むと寝られなくなるというところでしょうか?

カフェインはコーヒー豆や茶葉から水または二酸化炭素で抽出して分離・生成して得られます。

コーラや今回、紹介している栄養ドリンクなどに使われています。

カフェインはアルカロイドの一種です。

アルカロイドとは植物に含まれる成分で人間に対してとても強い生理作用を持っています。

コカインやモルヒネなどの麻薬やタバコに含まれるニコチンもアルカロイドの一種です。

カフェインはアルカロイドの中では作用が穏やかな方です。

しかし、それでも大脳に作用して感覚や精神機能を敏感にして眠気を覚ます働きがあります。

なので夜中等ににコーヒーを飲むと眠れなくなるのです。

その他、血管を収縮させたり尿意を催させたり胃液を分泌させる働きもあります。

そのため体が十分に発達していない子供がカフェインを取ると脳などへの刺激が強すぎて興奮したり眠れなくなるのです。

コーヒーを子供に飲ませない親も多いようです。

また、コーラや栄養ドリンクなどにはカフェインが添加されています。

その事を知らずに子供に飲ませてしまうと問題が起こる心配があります。

表示をよく見てカフェインが入っているかどうかを確認する様にして下さい。

4.まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。

今回の記事では栄養ドリンクに使用されている主な添加物を紹介させて頂きました。

⚫食べてはダメ
⇒1種類

⚫安全ではない
⇒3種類

⚫比較的安全
⇒4種類

という事を伝えさせて頂きました。

「イノシトール」と「グリセリン」はその由来から安全性には問題無いとの話をさせて頂きました。

また、保存料として使用されている安息香酸Naには注意して欲しいです。

栄養ドリンクにも入っていますがその他の商品でもよく使われているのでラベルを確認して頂きたいです。

カフェインに関しては強い生理作用を持っているので特にお子様の摂取に関しては気を付けて頂きたいです。

疲れた時に飲みがちですが、本当に効いているのかも疑わしいです。

カフェインの覚醒作用を勘違いしている可能性も多いにあります。

まずは普段の食生活や生活習慣を正して疲れにくい体を作る事が対策かと思います。

栄養ドリンクに頼らない生活を送って下さい!

自分を守るのは自分自身でしかありません。

「健康的で質の高い人生を!!」

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